コミュニケーションは、タイミングを逃しては、すべてがなきに等しい結果となります。
適時に適宜に、お互いの行動(対応)があると、相手の反応がずいぶんと違ってきます。
要所要所において胸襟を開きあえるような人間関係が築ければ、きっとトラブルの芽も摘むことができるのでしょう。
しかし、そんな関係を築けるのは、一目惚れに近い感情をのぞけばほとんど無いと思います。
ビジネス上では無理だと思われるかもしれませんが、ビジネスでもプライベートでも人の関わりに違いは無いはずです。
信頼関係は 「築く 」 ものであり、最初はゼロから基礎を据えて行くべきもの。
多少の時間の経過は必要です。
施主にも、設計や監理、施工管理のみならず、職人の仕事に対し、尊敬や尊重の念を持って頂かなければそんな信頼関係は成り立ちません。
相手の立場を想うことが相互になされないと信頼を結ぶのはとても難しいのです。
究極的には、自分だけでは「 いかんともしがたい 」 。。。。
だからこそ、とても難しいということなのです。
どんなことでも丁寧に、速やかに、遅滞なく、正直に話し合い、その時々の互いの行動で、互いに理解し合うほかないのです。
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