地盤調査を行い、1m2当たりの地耐力が3トン未満の地盤のことを言います。
地耐力が、地盤の表層深さ約2メートル前後に渡り3トン以上の地耐力があれば、基礎の工法や形状を検討することにより対応することができます。
しかし昨今の都市部の状況を考えますと、少ないスペースに無理をして建てる場合が多いですから、家の重心が建物のセンターに来るようにするのは難しい事でもあります。
100tから200tもの家を支えているのは基礎ですので、その基礎の下にある 「 地盤 」 が重要になるのは言うまでもありません。
地耐力が3t以上あったとしても、家全体の荷重が均一にかからなければ、地盤が家全体の重みを支えきれない場合も起こりえるのです。
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