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建材屋店長“ワタス”のParanoia Blog


建築の “ 三権分立 ” 。

よく皆さんは、〇〇建設とか、〇〇工務店とか、〇〇ホームとかに “ 家づくり ” を任せませんか?

名前を知っていたとか、TVコマーシャルをやっていたとか、有名だからとか、選ぶ理由はいろいろですが、“ 何となく安心だった… ” とよく聞きます。

“ なんとなく安心 ” はできても、はたして “ 安全 ” は担保されているのでしょうか?

…疑問です。

 

ご存じだと思いますが、“ 建築 ” は3つの “ 権利と義務 ” に分かれています。

 

◆ 設計 : 建築士・設計事務所

→ 打ち合わせをして設計図を描きます。

 

◆ 工事監理 : 建築士・設計事務所

→ 設計図の誤りを正し、施工の誤りも見つけます。

 

◆ 施工管理 : 施工管理技士・建築士・設計事務所・工務店・ハウスメーカーなど

→ 正しい施工方法かを監督します。

 

医薬分業ではありませんが、この “ 三権分立 ” は大変重要です。

それぞれの分野の専門家が、互いを監視し、対立しながら共生することが大切なのです。

 

所詮建築は “ 人間がやること ” です。

自分の作文の誤字を見つけるのが難しいように、本来3者は別々の組織や有資格者同士であるべきなのです。

 

せめて “ 工事監理 ” くらいは、セカンドオピニオンとして、建築士や設計事務所に依頼されてはいかがでしょうか?

着工後、建物のクォリティを左右するのは “ 工事監理 ” なのです。

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